物が見えるということは、目に入った光が目の奥(網膜)できちんと像を結んでいることです。メガネのレンズ機能は、目に入る光の屈折(曲がり方)を調節することで、光がちゃんとうまく目の奥に像を結ぶような仕組みになっています。
患者様それぞれが感じるちょうど良い度数は違いますし、車の運転に使うメガネ、パソコンを長く使う方のためのメガネ、読書が好きな方のためのメガネなど、どの距離にピントを合わせるかによってメガネの度数は変わってきます。度数が合わないメガネをかけて物を見続けると、ピントのズレを自分の眼で調節しながら見るため、疲れ目、頭痛、肩こり、吐き気など体の不調につながることがあります。
メガネは医療用具です。眼科では、快適にメガネをかけていただけるよう十分テストしたうえで、患者様それぞれに合う最適なメガネを選びます。メガネを作るときには、眼科専門医の診察を受け、信頼できる眼科店で自分に合ったちょうど良いメガネを作り、より良い快適な生活を送りましょう。