レンズの種類と見え方
メガネレンズには、いろいろなタイプのレンズがあります。目的に合わせたレンズを選ぶことで快適な視生活が送れます。
単焦点レンズ
レンズのどこで見ても、決まった距離のものが広い範囲で見えます。
遠近両用レンズ(累進)
- レンズに境目がないので遠近とわかりにくく、スッキリとした印象。
- 遠方から中間・近方まで見えますが、部分的な見え方です。
- 構造上、歪みが側方部に入り、見たいものを正面に捉えて見ることができます。
中近両用レンズ
- 遠用としては遠近両用の累進レンズよりも見づらいですが、中間から手元にかけての視野は広いです。
- 狭い室内でのご使用に向いています。
多焦点レンズ
遠方から近方まで見る事が出来ます。
遠近両用レンズ(二重焦点)
- レンズに境目があり、見た目で遠近両用と分かります。
- 累進と比べると歪みが格段に少ないため、視野が広いです。
- 遠用と近用だけで、50cm~80cm程度の中間距離は少し見づらいです。
近々用レンズ
- 奥行のある視界を確保した、手元用レンズです。
- 手元の書類からパソコンのモニターまでなど、デスクワークで必要な距離をカバーします。